青の洞門の通行止めが、1/10から一部解除となりました。
徒歩でなら一部通行可能です(通り抜けはできません)。
北側からと南側から、それぞれ洞門内の途中まで入れます。
江戸時代の手掘り跡にも、南北とも入れます。
但し、車両は通行止めのままです。
バスは、対岸の迂回路・国道212号線に設けられた臨時バス停に、路線バスが止まります。
洞門南側の公共駐車場と公共トイレは利用可能です。
一部とは言え、再び洞門内に入ることができるようになりました。ぜひお越しください!
・情報元 :中津市HP 青の洞門(市道樋田中島線)の通行止めを一部解除します(1/10~、一部立入可能。通過は不可)
・路線バス:大交北部バス 「青の洞門」通行止めに伴う迂回運行のお知らせ
禅海和尚の手彫りのトンネル
江戸時代、荒瀬井堰が造られたことによって山国川の水がせき止められ、樋田・青地区では川の水位が上がりました。そのため通行人は競秀峰の高い岩壁に作られ鉄の鎖を命綱にした大変危険な道を通っていました。
諸国巡礼の旅の途中に耶馬渓へ立ち寄った禅海和尚は、この危険な道で人馬が命を落とすのを見て心を痛め、享保20年(1735年)から自力で岩壁を掘り始めました。
禅海和尚は托鉢勧進によって資金を集め、雇った石工たちとともにノミと鎚だけで掘り続け、30年余り経った明和元年(1764)、全長342m(うちトンネル部分は144m)の洞門を完成させました。
寛延3年(1750)には第1期工事落成記念の大供養が行われ、以降は「人は4文、牛馬は8文」の通行料を徴収して工事の費用に充てており、日本初の有料道路とも言われています。
今でも残るノミ跡
青の洞門は、明治39年から翌40年にかけて行われた大改修で、完成当初の原型はかなり失われてしまいました。
現在の青の洞門には、トンネル内の一部や明かり採り窓などに、当時の面影を残す手掘り部分が残っています。
詳細情報
住所 | 〒871-0202 大分県中津市本耶馬渓町曽木 |
TEL | 0979-52-2211(中津市本耶馬渓支所地域振興課) |
駐車場 | 無料公共駐車場あり 普通車約85台(軽自動車・身障者用含む) 大型車8台 |
交通アクセス | 北九州方面よりお車でお越しの場合 東九州自動車道『上毛スマートIC』から約20分 大分方面よりお車でお越しの場合 中津日田道路『中津IC』から約20分 最寄りバス停 『青の洞門』(大交北部バス) |
青の洞門付近の食事処・みやげ店 〇農家レストラン 洞門パティオ 〇甘味処 禅海茶屋 〇道の駅 耶馬トピア 〇万千百園 〇門前茶屋のどか。 |