遺跡は、古代よりこの周辺をおさめてきた豪族達の累代墓です。中津市内最大級の円墳(5世紀)、古墳時代終末期(7世紀)の方墳、そして火葬墓(8世紀、9世紀)へと首長の墓が変遷していく様子をたどることができる貴重な遺跡です。付近には豪族が建立した古代寺院「相原廃寺」(あいはらはいじ)が建っていました。中津地方における仏教需要の様相を解明するうえで重要な遺跡であることが評価され、平成22年3月に大分県指定史跡に指定されました。遺跡は「風の丘葬斎場」の敷地内に、古墳公園として整備されており、自由に見学することができます。また、出土遺物の一部は中津市歴史民俗資料館に展示されています。
詳細情報
住所 | 〒871-0022 大分県中津市大字相原3000番地31 |
TEL | 0979-23-8615 (中津市歴史民俗資料館) |
駐車場 | 無料 65台(風の丘葬斎場) |