歴史を感じる町 中津
黒田官兵衛が築城した中津城は、海と山を自然の要害とした水城であり、九州最古を誇る近世城郭の石垣が残ります。
界隈には細川、小笠原、奥平の時代を経た現在でも往時の名残を残す町名が残り、寺社、旧家、資料館が点在します。
福澤諭吉、村上玄水ら偉人を輩出した城下町中津。「中津祇園」、「藍染め」、「和傘」などの文化と伝統が今なお引き継がれています。
日本三大水城 中津城
中津川の河口の地に築城された中津城は、水門から海水が入って堀の水かさが潮の干満で上下する水城で、高松城、今治城とともに日本三大水城の1つに数えられています。また、城郭の形が扇の形をしていたことから、「扇城」とも呼ばれています。
黒田、細川、小笠原、奥平氏とつづく居城「中津城」。その歴史の痕跡が今も残っています。